【ジェラードよ。監督業は甘くねえぞ。】クロップ監督からジェラードに向けた監督業の心得とは

リバプール新旧監督の会話 スポーツ
「傷は癒えない」…ジェラード監督、現役時代に犯した痛恨のミスに言及 | サッカーキング
 レンジャーズを率いるスティーヴン・ジェラード監督は、現役時代に犯してしまった痛恨のミスを振り返り、コメントを残している。8日にイギリスメディア『BBC』が報じ···

リバプールのレジェンドであるジェラードが現役を引退し、サッカー監督になる道を歩み始めました。これはそんなジェラードに対し、現リバプールの監督クロップが「サッカー監督になるという事」を自分の苦い経験から教える動画です。

リパプールファン
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へぇ。あのジェラードが引退してから監督の道に進んでいたとはねぇ。

リバプールファン
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監督では先輩にあたる現リバプール監督のクロップから有難い言葉を頂戴しているわ。こう聞くと、サッカー選手の監督って大変な仕事なのねぇ。

Youtubeの英語キャプション

Youtube画面の再生バーにある黄色いノートマークをクリックすると自動作成で英語のキャプションが付きます。 英語を聞き取るには非常に便利なツールです。

Interview with Jürgen Klopp and Steven Gerrard |This Is Melwood

現役選手を引退し、これからサッカー監督の道を歩み始めようとするジェラードが静かにこれからの意気込みを語ります。「選手時代の自分は監督やコーチの大変さが分かっていなかった。彼らは偉大だ。」という内容を繰り返し語ります。

Now I apologize for all that and I would realize how much difficult job it is for any coach, any managers.

今はすべての監督・コーチに謝りたい。監督という仕事がどれだけ難しいかという事がよく分かった。

↓のインタビュー動画は00:27から

Gerrard: So be honest for me, it was about trying and we had numerous conversations in this office and I asked Jurgen a lot of questions and what it was like and he spoke about his experiences. I think for me it was all about the next two years to go and sample it and try it to see what it`s like but he gave me the pros and he gave me the cons and gave me invaluable advice moving forward.

ジェラード:(監督になる事について)正直、これは僕にとって挑戦だよ。このオフィスでクロップとたくさんの会話をして、彼が監督して得てきた経験についてたくさん質問をしたよ。僕にとってこの2年間はとにかく監督の現場に行き、いろいろ試してみることだ。そしてそれがどんな所かを見てみる事さ。クロップは僕が前に進むためにかけがえのないアドバイスをくれたよ。僕の持つ意見に対しての賛成、反対も含めてね。

Gerrard: I`m just trying to grow and learn and get used to a completely different role and a completely different job than being a player and that has been the most eye-opening thing for me how different it is from being a player.

ジェラード:今は選手時代とは全く違った役割、全く違った監督という仕事を学んで、成長し、慣れようとしている最中だよ。そしてそれは選手時代とは違う最も目を開かせるような新鮮な出来事だったよ。

Gerrard: Now I`ve got more respect for managers, more respect for coaches. Because I used to think I was the best coach in the best manners in the world when I was a player. ” What are you doing that session for?” “Why did you do this?” Now I apologize for all that and I would realize how much difficult job it is for any coach, any managers. Because it`s a completely different ball game.

ジェラード:今は監督という立場の人に多くのリスペクトを持っているんだ。選手時代は、自分こそが世界で最高の監督になれると思っていたよ。”この練習は何のためにやってるんだ?”とか ”何でお前はそれをやったんだ?”とか、いろいろね。今は全てのマネージャー・コーチにそれら全てを謝罪したい。監督という仕事がどれだけ難しい仕事なのかやっと分かったよ。それは選手時代とは全く違うスポーツだ。

-be honest  正直になると

-invaluable advice かけがえのないアドバイス

-move forward 前に進むこと

-get used to 慣れる

-how different it is from ~ ~と何て違うのだろう

-used to think ~ かつては~と考えていた

-apologize for~ ~に謝る

-how much difficult job it is 何て難しい仕事なんだろう

リバプールファン
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ジェラードの英語は中学生の英語の教科書に出てくるよう表現の連続で何だか嬉しくなっちゃうなぁ。ジェラード新監督、応援します!


So he always obviously thought maybe it`s not the right job for me.

あのグアルディオラでさえ、監督業の最初の頃は”これは自分がすべき仕事じゃない”と思っていたはずさ。

ここからは新米監督ジェラードに向けた、リバプール監督クロップのコメントです。クロップもドイツの1部リーグでプレーした経験のあるプロのサッカー選手でしたが、その経歴はリバプール伝説のキャプテンとして愛されたジェラードと比べてささやかなものでした。しかし監督として彼は大成しました。そんなクロップからジェラードに向けて、監督になる事についてこんなコメントが送られます。

↓のインタビュー動画は01:48から

Kropp: It`s all about really try and error, trial, and error. That`s all about. Because you don`t, nobody knows how it works. If you ask Pep Guardiola today, he looks like he was actually absolutely everything even he didn`t start perfect. I think he started at Barcelona B and that`s not perfect start on the first day. So he always obviously thought maybe it`s not the right job for me.

クロップ: 監督業というのは、トライ&エラーこれに尽きる。それが全てだ。何故なら、君もそうだし、誰もが一体何が良い方向に進むのか分からないからだ。もし今のグアルディオラ(※マンチェスターシティ現監督。スペイン・ドイツリーグの制覇。チャンピオンズリーグの制覇など、現役最高の監督と言われている。)に今日はどんな練習をすべきか聞いてみれば、彼は完璧に答えを知っているように見えるだろう。例え彼が完璧とは言えない準備状態だとしても。確か彼はバルセロナBで監督してのキャリアをスタートした。そしてそのキャリアの初日は決して完璧なスタートではなかったはずだ。監督を始めて暫くはいつも”これは自分にとって最良の仕事じゃない”と思っていたはずだよ。

-looks like~ ~のように見える

-the right job for me 私にとっての天職

リバプールファン
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名将の名を欲しいがままにしているグアルディオラにも、”監督は俺には無理だよ。”と落ち込んだ日があると思うと、何だか親近感が湧くわ。

”外野からの批判・評価への対処” 監督になるなら抵抗力をまず付けろ。

↓のインタビュー動画は02:14から

Kropp: So all you have to do that and that`s why it`s so difficult to start on the level on the public level where I`m now. Because people are talking constantly about you and you need to get resistant I get something like that. You can not always doubt in about what I am doing and you can not do what the people want you. You need to do what you think is right.

クロップ:だから君がすべき事というのは、つまりいま私がいるパブリックレベルで監督を行うというのは実に大変なことだ。なぜなら人々は常に君について議論を交わすし、私がそうしたようにそういうものに対しての抵抗力を身に付ける必要がある。君は常に自分がやる事に対して疑問を持ってはいけないし、人々が君に期待していることもしては駄目だ。君が思う正しいことをしなくてはいけないんだ。

-constantly 継続的に

-resistant 耐久力 抵抗する力

リバプールファン
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そうなんだよなぁ。応援しているクラブチームが負けると、何だかその責任の全てが監督にあるような気がして、つい批判したくなるんだよなぁ。

 

”監督になるとピッチの視野が全然違う。訳が分からなくなる。”

↓のインタビュー動画は05:51から

Kropp: For example, one big difference for me was the video analyzed. I made it at the beginning completely alone. Because we had nobody to do it and watching a game from the pitch and I played two days before I became a manager I had my last game. And I saw it and it was a rightful back so I had quite this view on the pitch and I saw all of them from the back. Then you have the first game as a manager and you sit there and you see all of them running like this and you are on the same level Wow that`s really a bad view.

クロップ:例えば、自分にとって選手時代から監督になって最も違ったことは、ビデオ分析だった。最初は自分1人でやってたんだ。他にそれをする人もいなかったしね。2日前には現役最後の試合をしていてすぐに監督になった。選手時代の私はセンターバックだったからピッチ上で最終ラインから全てを見渡せる視野があった。それから監督として最初の試合、ベンチに座ってこの位置から、選手がこんな風に走っているのを同じピッチで見て思ったよ。”ワォ。監督って何て見にくい場所に立っているんだよ。”ってね。

– one big difference was ~ 1つの大きな違いは~だった

-as a manager 監督として

リバプールファン
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クロップの名言に”サッカーはプレーステーションじゃない”という言葉があるけども、これはまさにその事よね。監督がピッチ上で見ている光景と私たちがテレビから見ている光景は全く違うのよね。

”最初の監督としての記者会見、自分でも何を言っているのか意味不明だった” 

↓のインタビュー動画は06:21から

Kropp: So after the first game press conference, to the stuff “What do you think about this situation, this situation? I really have struggled with on the speaker but I gave some answers and what they first learned or they obviously don`t listen otherwise they recognized I had no clue what I`m talking about.

クロップ:最初のゲーム後の記者会見で、スタッフに聞いたんだ ”今日の試合のあのシチュエーションについてどう思う?じゃあこの状況については?”ってね。あの時は本当に記者会見でどう答えたらいいのか分からなくて本当に苦労していたよ。けど何とか記者の質問に答えていた。おそらく彼らは私の言っている事を聞いていなかったか、もしくは私自身が自分自身、何を言っているのか混乱し過ぎて分かっていなかった事に気付いていたんだと思う。

リバプールファン
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たまに記者会見で訳が分からない事を言っている監督っているよね。あれは本人も自分が何を言っているのか分からなくなっているのかもね。

クロップとジェラード 異なる2人のリバプールのレジェンド

ジェラードは既に現役を引退していますが、これからもリバプールというクラブのレジェンドとしてクラブに関わり続けるでしょう。クロップは現在も現役のリバプールの監督でありますが、チャンピオンズリーグも制覇し、恐らく今後もリバプールの監督としていくつかのタイトルを取り、リバプールのレジェンドとして名を残す気がします。そんなクロップとジェラードが語り合うこのインタビュー動画は後世、貴重なものとなるでしょう。

リバプールファン
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あのクロップだって監督業の最初の頃は、自分が何をやっているのかすら訳が分からない程、試行錯誤の連続だったようだね。

リパプールファン
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”名選手は名監督にあらず”なんて言葉もあるけど、監督と言うのは会社で言えば、経営者に近いわよね。人を使う側の才能が必要かもしれないわね。

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