【世界一傲慢なモウリーニョ監督の”special one” 記者会見】

モウリーニョ スペシャルワン会見 スポーツ
もはや「スペシャル・ワン」ではない――。進化せず、時代遅れのモウリーニョの終焉 | Goal.com
マンチェスター・ユナイテッドの監督解任には何の驚きもなく、進化を止めた監督に興味を示すエリート・クラブはない。

言わずと知れた世界トップクラスの名将ポルトガル人監督ジョゼモウリーニョ。チャンピオンズリーグの制覇2回、プレミアリーグの制覇数回と実績で彼に並ぶ監督は数える程しかいないでしょう。

相手を挑発するのかという程に自信に満ち溢れた彼の態度から、スペシャルワンと彼を揶揄する人も少なくありません。そんなスペシャルワンという言葉が生まれるきっかけとなった伝説の記者会見がこちらです。この頃から記者とは一切慣れ合わないというモウリーニョの一貫した姿勢が伺えます。

モウリーニョフ信者
モウリーニョフ信者

モウリーニョのこの満ち溢れる自信が最高にセクシーなのよねぇ。最近のもやしみたいな男たちに少しは見習ってほしいわ。安っぽいだけの優しさなんて要らないの。欲しいのはモウリーニョのような確かな実績と強烈なリーダーシップよ。

Mourinho's legendary moment: 'I am a Special One'

モウリーニョの監督としてのキャリアはバルセロナの通訳スタッフからスタートしたと聞いています。英語の他にも様々な言語を操れる彼はチームに重宝され、その後コーチとなり監督しての成功を納めるようになりました。この会見はポルトガルのFCポルトでチャンピオンズリーグを制覇した後にプレミアリーグのチェルシーに監督として移籍する際の会見です。自分は並の監督ではない。スペシャルな監督なのだという集まった記者もびっくりな会見でした。

何故モウリーニョはこんな special one 発言をしたのか

↓のインタビュー動画は00:47から

Mourinho: Please don’t call me arrogant. Because what I`m saying is true. I’m European champion and I`m not one of the bottles. I think I’m a special one.”

モウリーニョ:どうか私の事を傲慢だと言わないでほしい。なぜなら私が言っている事は事実だからだ。私はヨーロッパチャンピオンであり、数多くいるうちの1人ではない。私は自分をspecial one (特別な存在)だと思っている。

– call me arrogant  私を傲慢だと言う

– what I`m saying  私が言っている事

モウリーニョのチームのマネージメント方法として有名なのは、自分が世間の注目の矢面に立つことで選手のプレッシャーを軽減させる事だと言われています。今回のスペシャルワン発言もこれから率いるチェルシーの選手たちのプレッシャーを減らすために、まずは自分がメディアの矢面に立つという現われか、はたまた、ただ自分が目立ちたかったから言っただけなのか。今でもそれは謎のままです。しかし1つだけはっきりしている事は、自分を自分でspecial one – 特別な存在 と言える人物はモウリーニョが最初で最後の監督ではないでしょうか。

モウリーニョのマネージメントスタイル

 記者との間に敵対関係をわざと作り上げる

何故モウリーニョがここまで自分の特別感を強調し、相手記者に噛みつくような記者会見をするのか本当の理由は分かりません。確かに自分のチームの選手を余計なプレッシャーや注目から遠ざけるという目的はあるのかもしれませんが、同会見の別のコメントを聞いてみると、単純に”俺は世界一の監督だ。そうだろう?”と言いたいだけの気もします。

↓のインタビュー動画は00:04から

Mourinho: The first contact for me was very impressive. Because I found the person that has the same mentality as I have and then football as I love. They want to win like I want to win. And I`m sorry to say this, I`m a top manager.

モウリーニョ:チェルシーからの最初のコンタクトは実に印象的だった。なぜなら彼らに自分と同じメンタリティーを見つけたからだ。そして私がそうするように彼らもサッカーを愛している。彼らも私がそうであるように勝利に飢えている。そしてこれを言うのは申し訳ないが、私はトップクラスのマネージャーだ。

-impressive 印象的な

-the same mentality as I have 私と同じメンタリティー

モウリーニョの名前が世界に轟くようになったのは、やはりこのプレミアリーグにおけるチェルシー時代と言えます。これまであまりパッとしないチームだったチェルシーがあれよあれよとリーグ優勝の常連になり、チェルシーサポーターはモウリーニョを神のように崇めました。

モウリーニョ信者
モウリーニョ信者

自分のチームの選手を守るために、率先してメディアに噛みつき、チームを守る。まさに理想の上司よ。そこら辺の禿げた部長のおっさんは少しでもモウリーニョを見習ってほしいわ。

記者に嫌われ、選手から愛されるモウリーニョ

When Zlatan surprised Jose

サッカーファンの間で人気のあるこの動画です。インテル時代にチームメートであったイブラヒモビッチはモウリーニョを一人の人間として尊敬しています。モウリーニョのインタビュー中に偶然通りかかったイブラヒモビッチがちょっとした挨拶をする瞬間です。イブラヒモビッチという選手は常に俺が主役、常に俺が王者と言う、絶対的なエゴを持った人物ですが、そんな彼でさえもモウリーニョにはなついています。

モウリーニョという監督を語る時に言われるのがこの言葉、“記者に嫌われ、選手から愛される監督”です。敵に対しては自分が悪者扱いされても攻撃の手を緩めず、味方に対してはどんな事があろうと守る。ある意味、最高の上司像を持つのがモウリーニョという男ですが、ただ単に自分が目立ちたいだけ、という可能性も私はあると思っています。

モウリーニョ信者
モウリーニョ信者

あの王様イブラヒモヴィッチからも好かれるモウリーニョ。本物の男同士と言うのはお互いを分かりあっているものなのね。

個人的にモウリーニョが好きか嫌いかで言えば、彼が現役の監督時代には嫌いでした。あの傲慢な態度が好きになれずに、彼のチームが負けるのを楽しみにしていました。しかし彼が監督を一時期、休業中にしている現在、あるインタビュー動画を見たのですが、普段のモウリーニョは普通に素敵なナイスガイでした。いやむしろ、あの傲慢なイメージからのギャップがあるので、とてもいい奴に見えたのです。そういった意味でも、あの傲慢なキャラクターは彼がコーチ業をするにあたっての1つの仮面であったのかと思います。

あなたはモウリーニョという人間が好きですかか、嫌いですか? この質問は答える人間の性格をも浮き彫りにする強いリトマス試験紙のように思います。

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