【サッカー選手における最高のセカンドキャリア成功例】GFバイオケミカル創業者 元アーセナルのマチュー・フラミニの生き方

セカンドキャリア

全てのプロスポーツ選手において引退後のセカンドキャリアというものは最も難しいテーマの1つです。日本においてもプロ野球選手やJリーガーなどの比較的メジャーなスポーツにおいても、引退後の人生で上手くいっているという例はあまり聞いたことがありません。解説者や知名度を生かしたタレント活動以外に、プロチームのコーチや監督などの仕事につける人数も限られています。

意識高い系の大学生
意識高い系の大学生

プロサッカー選手としても成功し、現在は数兆円規模のマーケットの動向を決める会社のCEOであるフラミニ選手は僕の人生のロールモデルになる人です。えぇ、尊敬する人物はフラミニ選手であり、御社にとってもフラミニ選手のような利益を生み出せる人物になりたいと考えています。

ここにマチューフラミニという1人のフランス人サッカー選手がいます。2019年現在、彼は未だにスペインリーグで闘う現役選手ですが、彼は既にプレーヤーとしての注目度よりも、現在進行形の彼のセカンドキャリアとしての実業家としての顔の注目度の方が遥かに高くなっている稀有な人物です。しかも創業したその会社の分野が、バイオケミカルというあまりにもサッカーという競技から離れている内容という事でも二重の驚きを与えています。

フラミニ、7年間守った秘密を明かす
『the SUN』は「アーセナルの元フランス代表MFマテュー・フラミニは、7年間守ってきた秘密を明かした」と報じた。

新エネルギー・レブリン酸の大量生産に初めて成功したフラミニ

EFIB 2017 Mathieu Flamini – Co-Founder of GFBiochemicals and Professional Football Player

Can you tell us briefly about GFBichemicals and what you do?

簡単にあなたの会社であるGFバイオケミカルについて、そしてあなたの役割について聞かせて頂けませんか。

Flamini: First of all, it`s a pleasure to be here. Thank you for inviting me. So GF Biochemicals was founded 10 years ago in 2008 by myself and my also co-owner called Pasquale Granta.

フラミニ:まず最初に、この場に招待してくれて有難うございます。GFバイオケミカルは10年前の2008年に設立されました。私自身と共同CEOのグランタによってです。

The idea was to produce Levulinic acid at a mutual scale continuously. So what we managed to achieve was to start from biomass from cellulose to turn it into a bio-based product using a thermal reaction and enter a different application like bioplastic, bio solvent, bio detergent.

継続的にそして大量にレブリン酸を生産するというのが私達のビジネスアイデアです。私たちがようやく成し遂げた事は、バイオマスからセルロースから始めて、それらを熱反応を使ってバイオベース材料に変換することです。そしてそれらはバイオプラスチックやバイオ溶剤、バイオ洗剤などの別の用途になります。

invite   招待する

was founded 設立された

produce 生産する

continuously 継続的に

manage to ~ 何とか~する

achieve 成し遂げる

a different application 別の用途

detergent 洗剤

レブリン酸

フラミニと彼の友人が立ち上げたこのGFバイオケミカルという会社が扱う製品はレブリン酸と呼ばれる聞きなれない新エネルギーです。廃材やトウモロコシなどから作られるレブリン酸は洗剤やプラスチックにも使う事ができ、その市場価値は数兆円とも言われています。フラミニ達が立ち上げたGFバイオケミカルはこのレブリン酸の大量生産に成功する事が出来た唯一の企業というところがミソです。つまり業界のトップランナーであり、この新エネルギーの市場を独占できる位置にいるのです。フラミニが、あのメッシやCロナウドよりも資産を持っている選手なのではないか、と噂される理由もここにあります。

Many know you as a professional football player, why did you decide to co-found a bio-based business?

多くの人があなたをプロサッカー選手として認知していますが、なぜバイオ企業を共同設立しようと決めたのでしょうか?

Flamini: So it is a. I am a big fan of the documentary and since a very early age have been aware of the problem of climate change and the impact of soft chemical product on human health so the idea was to find a solution and so that`s why I decided to go in that direction and take the path for the bio-economy.

フラミニ: それは私は小さい頃からドキュメンタリー番組のファンでした。気候変動の問題や人間の健康に対するケミカル製品の影響などについても知っていましたので、この道に進もうと思ったのです。

be aware of ~  ~に気付く

solution  解決策

take the path その道に進む

成功したプロスポーツ選手に良く言われる誉め言葉に、「あの選手なら、普通のビジネスでもきっと成功していた。」というのがあります。大抵はお世辞ですが、フラミニのこのインタビュー動画を見ていると、まさにこの言葉通りの気がしてきます。この動画の彼だけを見るならば、名門大学院を卒業し、エリート企業で働いた優秀な男が、自身の会社を立ち上げ成功したそんな人物。のように見えるでしょう。調べる限り、フラミニは正式な高校以上の教育は受けていません。フランスのユースチームからそのままプロの世界に入り現在に至ります。しかしそんな事は彼の探求心や知性を阻むものではないのでしょう。

Soon 10 years have passed since FGBiochemicals was set up, what do you consider your greatest achievements so far?

あなたがFGバイオケミカルを設立して10年が経とうとしています。これまであなたが行ってきた中で最も大きな達成は何でしょうか?

Flamini: It`s difficult to pick one moment. I mean for us what has been an important achievement is a fact that we started the company in my house I mean G is for Granada and F is for Flamini. We were two young kids, 24 and 23 years old and today I mean we turn that company into a reality. We were entering the market. So that`s for us like a big achievement because as you can imagine it is not easy to survive and to be an important player in the industry. `

フラミニ: 1つだけを選び取るのは難しいです。おそらく私たちにとって重要な達成は、その当時、私の家でこの会社をスタートさせたという事でしょうか。GはグラナダのGで、FはフラミニのFから取りました。私達2人は当時まだ23歳と24歳で若かったんです。そこからこの会社を現実なものへと変えました。この業界に入ったのです。ですから、会社を作り軌道にのせたという事が、私たちにとっての最大の達成ではないでしょうか。なぜならこの業界で生き残り、重要なプレーヤーになる事は、想像の通り簡単ではないですから。

pick one moment ある瞬間を選ぶ

turn A into B AをBに変える

enter  入る 入場する

フラミニがこの事業で成し遂げた凄い点は、ゼロから友人と2人でこのバイオケミカルというマニアックな分野の事業を立ち上げて成長させた点にあると思います。しかも彼が23歳というサッカー選手としていよいよ世界に名を売って行こうとするそのタイミングでこの会社を始めています。

サッカー選手としてのフラミニはアグレッシブなハードタックラー。

Flamini | Kung Fu Fighter (13/14)

正直に言えば、現役時代のフラミニのプレーについては良く覚えていません。アーセナルに在籍した事があるとき聞けば、確かにそんな選手もいたような・・という気がする程度です。このように当時のプレースタイルを見てみると、相手チームから果敢にボールを回収する回収屋、または危険なプレーも厭わない汚れ役の一面もあるような気がします。

実業家の知的な面を覗かせるフラミニとは違い、フィールドではアグレッシブな潰し屋であったというのは面白い対比です。今後、新エネルギーの需要はますます伸びる中でフラミニの会社が生産するレブリン酸の需要もますます伸びてくるでしょう。

現役時代以上に経済紙を賑わせる事になるであろうフラミニに今後も注目です。

意識高い系の大学生
意識高い系の大学生

よ~し。俺もフラミニのように新しいエネルギーを開発するぞ。

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