【女子ゴルフ界のセクシー過ぎるファンション問題は男性からの性差別か、妥当なスポーツマンシップか。】全米一セクシーな女子ゴルファー ペイジ・スピラナック

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「ゴルフ界のイジメも気にしない」美人プロゴルファー、ペイジ・スピラナックに迫る
WOMAN

こんな話がかつてありました。ハロウィンで露出の高い服を着た女性達が人混みの中で痴漢され文句を言ったのにに対してそんな格好をしてるから自業自得でもある。という意見です。その時は私もそりゃそうだと思ったものです。

しかし今回の記事で書くslat shaming(スラットシェイミング)の記事を読み、女性の服装に男性があれこれ注文を付けたがるのは、ある意味で性差別的な側面を持っているような気もしました。

実力ではなくインスタのおかげでLPGツアーに参加できたスピラナック

こんな話がゴルフ界であります。実力よりもその見た目で目立っている女子ゴルファーの話です。日本でもアン・シネを筆頭にプレーよりもセクシーなファッションが注目されて、多くのギャラリーを集めています。

プロである以上は、ある意味ファンに対して魅せると言うのも大事な要素です。例えそれがプレーだけに留まらなくても良いという意見もあるでしょう。

しかし、その魅せるファッションによるサービスとプロスポーツとして魅せるべきプレーの境はどこまでになるのでしょうか。

アメリカにもゴルフとしての実力ではなく、その容姿、そのセクシー過ぎるファッションで成り上がった女子ゴルファーがいます。ペイジー・スピラナックです。Youtubeを投稿すれば、何十万回という再生回数が付き、インスタグラムには何百万のフォロワーが付きます。スピラナック自身も”私の実力ではなく、インスタのおかげでLPGツアーに参加できている事を認めるわ。” と言ったとか言わないとか。 ゴルフ協会もスピラナックの人気にあやかろうと特例でランキング上位ではない彼女の大会参加を認めているようです。

スピラナックも、観客が自分に求めているものがプレーではなく、このセクシーな服装や自分の容姿である事は自覚しているでしょう。

ゴルフと言うのは、男性おっさんファンばかりのスポーツなので、必然的にスピラナックのようなプロゴルファーだけども、タレントのような立ち位置でも行く、むしろそちらのSNS方面で積極的に目立っていく、と言う選手は今後も増えるはずです。

Is This Female Pro Golfer's Outfit Too Sexy for the Green?

Pro golfer Paige Spiranac is comfortable wearing super short skirts and skin-tight tops, but a new dress code is calling her outfits too sexy.

プロゴルファー ペイジ スピラナックは超ミニスカートに身体のラインにぴったりするような服装を好んで着ている。

The Ladies Professional Golf Association considers her outfits too hot for the green. Plunging necklines, short skirts that may expose your “bottom area,” and racerback tops without a collar are now considered inappropriate by the LPGA.

女子LPGAツアーはスピラナックの服装は、ゴルフグリーン上ではあまりにもセクシー過ぎると判断。胸元を広く開けたライン、下着エリアが見えてしまうような短いスカート、襟がないレーサーバックスタイル(服の袖ぐりが背中にかけて大きく内側に入り込んだスタイル)の服装はLGPAツアーでは不適切とした。

Some are calling the new guidelines “slut-shaming,” and Paige Spiranac is not happy about it either.

この新しい服装についてのガイドラインはslut shaming (ある一定の女性のあるべき女性観を元に女性の性行動を批判すること)だという声もあり、スピラナック選手はこの声明に対して残念だと述べている。

expose さらす むきだしにする

inapporpriate 不適切な

女性が高い露出の服を着ている場合、多くの男性はバレないようにじろじろと見ます。見てんじゃねーよ、と女性が思ったとしても、お前がそんな格好をしてるからだ!と言う男の言い分もあります。

セクシーな服で目立ちたい女性、自分の個性をあれこれ言われずにファッションで発揮したい女性に対して、男性はあれこれと注文を出します。そして、それがより厳しい内容になると、スラットシェイミングと呼ばれる女性差別にもなるのです。

女性らしい服装とは男性が決めるものか?女性自身が決めるものか?

Paige Spiranac Takes Golf To The Streets

Slut-shaming is the experience of being labeled a sexually out-of-control girl or woman (a “slut” or “ho”) and then being punished socially for possessing this identity.

スラットシェイミングは、正しい女性の観念的に逸脱しているとラベル付けや批判をされる事を指します。そしてそのような価値観を持つ女性は社会的に罰せられます。

Slut-shaming is sexist because only girls and women are called to task for their sexuality, whether real or imagined; boys and men are congratulated for the exact same behavior.

女性だけが自身のセクシャリティーにおいて責任を果たすことを強要されている事から、スラットシェイミングは性差別とされています。それが本当にしろ想像上のものにしろ、男性は全く同じ行動を起こしても(つまり男性らしさをアピールすること)褒められるのに対してです。

This is the essence of the sexual double standard:

Boys will be boys, and girls will be sluts.

これはダブルスタンダード(類似した状況においてそれぞれ異なる指針が不公平に採用されること)であり、

男性は男性らしくなり、

女性はslut(ふしだらな女、誰とでも寝る女)になる、

という性差別の本質だ。

punish 罰する

posses 所有する

behavior 行為

essence 本質

参照:

The Truth About Slut-Shaming
If you are a girl or young woman, you are damned if you don't and damned if you do. If you refrain from any expression of sexiness, you may be written of...

ゴルファーのスピラナックの服装にしても、彼女自身としては自分の個性としてそのような服装を着ています。男性の目を喜ばせるためにやっているわけではなく、男性が勝手にそういう目で見ているという考え方もできるでしょう。

しかし彼女の中にはそういう男性の注目を得られるという打算が全くのゼロという訳ではないと思います。しかし、人がそのセンスに応じてどのような服を着るかは全くの自由です。あれこれと人に言われる筋合いではないというのも頷けます。

ちらほらとこんな事を考えていると、アメコミで行われるコスプレイヤーとカメラ小僧の関係を思い出します。コスプレイヤーは、カメラ小僧が最低限のルールを守る、つまり身体には絶対触れないし、ファンにはなってもストーカーにはならないなどの、目には見えないルールが守られている以上は、ギリギリのセクシーなコスプレで一身にカメラのシャッターを浴び続けます。

もちろん女性は自分の好きな格好をしたい、時には異性の注目を浴びるたびに少しセクシーな格好もしたい。しかしその恰好を理由に、男性が超えてはいけない一線を超えたら、つまりファンからストーカーに変わったり、セクシー過ぎるという理由で差別的な言葉を自分に投げつけてきたら、そりゃ怒りますよという事なのでしょう。

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